2015年5月31日日曜日

薬膳料理 療法


① 薬膳料理 療法 

  編者 三心堂出版社 

  発行者 高木昭彦

  発行所 三心堂出版社

  発行 1997年11月25日」

  この本について、論評したいと思います。

 薬食同源という考え方が数千年の昔から中国にあり、この意味は、

 食べ物は薬と同じで、食べ物と薬を同一に考えるという事でしょうか?

 新鮮な食品が手に入る環境づくりから、薬膳料理は始まると書いてあります。

中国最古の薬物書 神農本草経では、

食品を、3つに分類しています。

壱  上品・中品・下品

上品は、毒性が無く、長く食べていると元気になり、生命を養う食べ物

 米、麦、蜂蜜、山芋、はと麦、なつめ、オオバコ、クコ、菊花、さつまいも、さといも

 小豆、大豆、など、普段食べている食べ物が多いと思います。

中品とは、病気の予防や治療が出来るが、使い方によっては有害になる

 生姜、ラッキョウ,海藻、竜眼など

下品とは、病気の治療に使うが、毒性が強いもの

 トリカブト、キキョウ、ダイオウ、など

弐  身体を温める食品、冷やす食品 どちらでもない食品

① 温める食品 コレは強弱があります。それと、胃腸が吸収能力が強いか弱いかにも影響が強く

  あります。

 みかんの皮、ニンニク、からし,肉桂(シナモン」、山椒、唐辛子、生姜、胡椒、ウイキョウ(フエンネ

 ル)、紅茶、にら、ねぎ、もち米、酢、梅、杏、なつめ、にら、など

 かぜを引いた時などは、温める食品がいいわけです。

② 身体を冷やす作用のある食品

  緑茶、みかんの中身、スイカ、果物類、

  化膿性のある腫れ物などには、いいような気がします。

  身体を多少冷やすスイカなどでも、腎臓関係の凄く良い薬ですので、

  冷やすという事に、そんなにこだわらなくてもいいと思います。

③ 平性 温めるのと冷やすのが、同じくらいの食品は、

  イモ類、玉ねぎ、とうもろこし、人参、茸類、野菜類

参  味について

 コレが実は、j問題だと思うのです。

 普通は、体が汗をかいたりして水分が不足すると、水が欲しくなります。(喉が渇く)

 体が欲しているものが、大体 自分の健康に良い食べ物といえそうです。

 美味しい、うまい、と感じるものが、身体に良いと、普通にはにはいえそうです。

 80%ぐらいはコレでいいのだと思うのですが、

 経験的に、違う場合とか、味というものが、身体の全部の必要なものを示してくれない場合も

 20-30%ぐらいあるのではないかとと思うわけです。

 見た目も悪く、まずいものの方が身体の健康に良い場合の例としては、

 白米と胚芽米の例があります。

 白米の方ガ見た目もきれいですし、美味しいでしょう、でも、ビタミンB1が不足していて、うつ病的

 になりやすいですし

 昔の海軍では脚気という病気に悩まされて、7分づきとかにして、胚芽の部分を残す食事にして

 この脚気という病気にならなくなったという例もあります。

 特に、病気になった場合などは、うまいもの、美味しいものばかり食べていたのでは病気は治ら

 ない場合が、50%ぐらいあるのでしょうか?

 それで、良薬口苦し、という言葉があるのだと思います。

 病気を治す良い薬は、苦くてまずいという事だと思います。

 食べ物も薬も同じようなものですから、食べ物にも同じことは言えると思います。

 経験的に、ねぎ、ニンニク、金柑、みかんの皮、などは風邪に有効であるといわれています。

 例えば、腎臓病には、とうもろこし、胃痛にはジャガイモ、牛乳など 心臓病にはラッキョウ、玉ね

 ぎ 皮膚病に蟹(かに)、など、薬と同じように病気に効く食べもはあります。

四 食べ物の酸性、中世、アルカリ性

  よく、食べ物で、アルカリ性の食べ物,、酸性の食べ物、などといわれることがあります。

  コレは、食べて身体に入ってからの作用を言うわけです。

  例えば、梅漬けは、それだけでは酸性ですが、身体に入ってアルカリ性になるので、アルカリ

  性食品となります。健康には、弱アルカリ性がいいといわれています。

 ① 酸性の食品 

   肉、ほとんどの加工してあるでんぷん食品(菓子類、など)

   日本酒、

 ② アルカリ性食品

  野菜、果物類、、わかめ,,海藻類、緑茶 酢 など

 ③ 中世の食品

  豆類、イモ類、? コレはアルカリ性食品かも知れません。

  それと、身体が酸性食品に偏りすぎると病気になりやすいといわれていると思います。

前に、厚生省が1日32品目以上の食べ物を食べるのが健康にいいといっていたと思います。

栄養が充分で偏らず、

酸性、アルカリ性などのバランスが取れるということもあると思います。

五 五つの味について

 全ての食品は、5つの味に分類されていて、味によって身体に対する効き目が違う

 という考え方ですが、実際の味ってもっとあるような気がします。

 ① 酸味 (すっぱい)

 ② 苦味 (にがい)

 ③ 甘味 (あまい)

 ④ 辛味 (からい)

 ⑤ 塩味 (しおからい)

次のページで、頭痛を治す薬膳料理と出ています。

コレは、どこかの、このぶろぐのページにあったと思いますので、そこに付け加えます。

14ページになります。

高血圧の頭痛がかけていますので、次の欄で書きます。




 


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