2018年7月13日金曜日

景山えりか - MYLOHAS - 2018年7月12日ミント

冥界の王・ハデスは、美しい精霊・メンタ(menthe)に魅了され、愛するようになります。それを知ったハデスの妻は嫉妬に狂って、メンタの美しい姿を草に変えてしまいました。草になってしまった自分の存在を周囲に知らせるために香りを放ったという植物がミント。その名前はメンタに由来するといわれています
あたたかいティーをひと口飲むと、スーッとした爽やかさが喉の奥から胸いっぱいに広がるので、気分をリフレッシュしたいときに最適です。私は、アイスクリームやチョコレートのミントフレーバーは苦手ですが、ペパーミントのティーは好み。食べ過ぎて胃が重たいときや、風邪の引きはじめなどに、不思議とカラダが欲します。
ハーブを選ぶとき、その効能が気になるかもしれませんが、ティーは嗜好品ですから、五感が喜ぶもの、カラダとココロが欲しがっているものをチョイスするのが◎。香り、味わい、ティーの色などが自分好みかどうか、今の気分にぴったりかどうか。それを見極めるためにも、一度試しに飲んでみましょう。ペパーミントは、緑茶や紅茶との相性もいいので、ブレンドして飲むのもおすすめですよ。
ところで、ミントにはこんな神話があります。
【ペパーミント】
・別名:セイヨウハッカ
・学名:Mentha piperita
・ティーに使う部位:葉
ミントは交配種や雑種が多く、なんと600種以上もあるのだとか。そのなかでハーブティーに用いられるのは、おもにスぺアミントとペパーミント。スペアミントより清涼感が強く、薬効も高いといわれているのがペパーミントです。

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