2019年10月27日日曜日

霊薬


三橋一夫
この本を抜粋してみたいと思います
古伝の霊薬として8つあります
① ハブ草 便秘・慢性胃腸病
  高血圧の予防、動脈硬化の予防、コレステロールを下げる効果、糖尿病の予防、利尿作用、緩下作用、便秘対策、滋養強壮、育毛効果、ダイエット効果
② ゲンノショウコ 下痢・不妊症
  ゲンノショウコは、飲みすぎても便秘・下痢などの副作用がなく、優れた健胃整腸剤といえます。 
食中り、下痢、慢性の胃腸病、便秘に効き目があり、煎じる場合は、時間をかけて十分煎じる必要があります。
下痢止めに1日量20グラムに、水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、温かくし、適宜2回に分けて服用します。
胃腸の弱い人は、お茶代わりに飲んでもよく、利尿の目的で使用するときは、10~15グラムを1日量として、0.5リットルの水を加えて、5~10分煎じ、3回に分けて食間に服用します。
高血圧予防には、ゲンノショウコ10グラム、ドクダミ10グラム、決明子(けつめいし)を少し炒ったもの5グラムを土瓶などで煎じて、お茶代わりに飲むとよく効くとされます。
しぶり腹、冷え性、婦人の血の道には、ゲンノショウコ風呂(ゲンノショウコ100グラムとヨモギ100グラム)を用います。                                                                      
③ ドクダみ 強い解毒
  化膿性のはれものには、新鮮な葉を水洗いし、新聞紙等に包んで火に焙り、柔らかくなったら、はれものの大きさに折って、絆創膏で止めておくと、膿を吸い出し、はれがひきます。 

利尿、便通及び高血圧予防には単独のドクダミ茶を用いますが、十薬20~30グラム、薏苡仁(よくいにん・ハトムギ)10グラムとを煎じ、お茶代わりに飲むと一層効き目があります。
便通を整え、十薬(じゅうやく)中のクエルチトリン、イソクエルチトリンの作用によって、緩下作用、利尿作用、血圧を降下する効果があります。

注意としては、単独での服用時、体が冷えている時や体調の悪い場合には用いてはいけません。

生のドクダミ葉には葉のにおいの、デカノイルアセトアルデヒドやラウリールアルデヒドが含まれていて、これは、乾燥すると成分が変化をして無臭になります。
このにおいの成分には強い抗菌性や抗かび性がありますので、生の葉を水虫の患部にすり込めば水虫菌の発育を阻止して、効き目があるとされます。

ドクダミには、イソクエルシトリンが血圧を下げ、デカノイルアセトアルデヒドが殺菌作用が蓄膿症を改善、利尿作用で便秘が改善、フラボン成分は細胞組織を保護、血液循環を良くして、お血を取り去り神経痛を改善、動脈硬化、高血圧、アトピーなどに効果があるとされます。

ドクダミの青汁:ドクダミには葉緑素(クロロフィル)とデカノイルアセトアルデヒドが、成分が損なわれずに済むために、胃痛、十二指腸潰瘍にも効果があるとされます。

塗布:生の葉をよくもむ、又は、火で炙る。化膿、擦り傷、靴擦れなど。
風呂:乾燥した葉を適量風呂に入れる。あせも、湿疹など。                                                                        
④ イカリソウ 強壮‣強性
⑤ ハト麦 いぼとり‣結石
⑥ クコ 不老長寿
⑦ ヨモギ 筋肉のこり・出血
⑧ ツルナ(浜じしゃ) 胃がん・婦人病

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